海と空が出会う場所 ― 太東埼灯台

海と空が出会う場所 ― 太東埼灯台

千葉県いすみ市の東端、太平洋を望む丘の上に白く輝く「太東埼灯台(たいとうさきとうだい)」。
今回はその魅力をご紹介します。


包み込む温かい存在

九十九里浜の南端に位置し、青い空と海の境目に静かに立つ姿は、どこか懐かしく、訪れる人の心を穏やかにしてくれます。
高さ約15メートルほどの小さな灯台ですが、その存在感は抜群。
晴れた日には遠く銚子方面まで見渡せ、運が良ければ伊豆大島のシルエットが浮かぶこともあります。
海を渡る風が心地よく、空の青さがいっそう深く感じられる場所です。

202601-2-2.jpg

季節ごとに変わる風景と香り

太東埼灯台の周辺には、四季折々の自然が広がります。
春は菜の花や野の花が丘を彩り、初夏には緑が濃くなり、潮風の香りが強くなる季節。
秋は空が澄み、夕陽が海を金色に染めます。冬は空気が澄み渡り、朝日が水平線から昇る光景が息をのむほど美しい。

灯台までの遊歩道は緩やかで歩きやすく、海を眺めながらの散策にぴったり。
波の音と鳥の声だけが響く中で、日々の忙しさを忘れ、自然のリズムに身をゆだねることができます。

すぐ近くには「太東崎自然の森公園」があり、木々の間をぬける遊歩道や展望台からの眺めもおすすめです。
晴れた日には水平線がくっきりと浮かび、夕暮れ時には空が茜色から紫へと変わる"色のグラデーション"を楽しめます。

202601-2-3.jpg


海辺の時間をゆっくりと楽しむ

灯台のふもとには、サーフィンで有名な「太東海岸」が広がります。
穏やかな波が続くため、初心者からベテランまで多くのサーファーが集うスポット。
朝の光の中で波に乗る姿や、夕陽に照らされた海面のきらめきも見どころです。

灯台を訪れたあとは、近くの港町で新鮮な海の幸を味わうのもおすすめ。
地元の食堂では、アジフライや地魚の漬け丼など、素朴でやさしい味に出会えます。
季節の風を感じながらのドライブや、海を眺めてのんびりと過ごす休日にもぴったりです。

202601-2-4.jpg


日常から離れて安らげる場所

太東埼灯台は、派手な観光地ではありません。
けれど、そこに流れる時間は穏やかで、心がすっと軽くなる不思議な場所です。
風の音、波の香り、広がる空。
ただそれだけで、日常が少しやさしくなる――そんな風景が、この丘にはあります。

千葉県茂原市の工務店「利休」
宮大工の技と自然素材で、心地よい住まいを。
新築・平屋・古民家リノベーションもご相談ください。